
《BELLATOR JAPAN》浅倉カンナが金網の王者からアームロックで完勝
2019年12月29日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催された『BELLATOR JAPAN』の第13試合に登場した浅倉カンナ。対戦相手のジェイミー・ヒンショーは、アメリカの総合格闘技団体King of the Cage(KOTC)の女子アトム級王者。ホームリングのRIZINとは異なり、今回はヒンショーの土俵であるケージマッチゆえに、戦い方に注目が集まっていた。
1R、両者は打撃の攻防からスタート。低空タックルで浅倉がダウンを奪うと、倒れ際に腕十字を狙うヒンショーからマウントを奪取。反転してバックになったヒンショーにパウンドを見舞いつつ、チョーク狙いに。浅倉が安定したグラウンド技術をいかんなく発揮したラウンドだった。
2Rも1R同様に打撃戦が繰り広げられ、隙をついた浅倉は片足タックルでテイクダウン。そして、V1アームロックへ。危ない角度で腕が曲がっているものの、耐え続けるヒンショー。浅倉は腕十字に切り替えて、腕を伸ばしたが極めきれず、ラウンドが終了。
3R、テイクダウンに成功した浅倉は、またもや腕狙いに。キムラロックからアームロックへと攻撃を続け、根負けしたヒンショーはタップアウト。打撃、テイクダウン、極めの安定感が増し、飛躍的な成長を見せた浅倉の素晴らしい勝利だった。
■第13試合 RIZIN提供試合RIZIN 女子MMAルール 5分3R(49.0kg)※ヒジあり
○浅倉カンナ(パラエストラ松戸)
一本 3R 0分33秒
※アームロック
●ジェイミー・ヒンショー(アメリカ/Fit NHBG)
取材 シン上田
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