≪ONE≫アン・リン・ホグスタッド!!女王スタンプ&トッドの王座を狙う“北欧の女忍者”
世界の強豪が次々と参戦するONEチャンピオンシップで突如として登場した32歳のムエタイ選手、アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー/Team Anne Line Hogstad/Frontiline May Thai Gym)。今年1月のマニラ大会では、WBC世界王者のアルマ・ユニク(オーストラリア)に勝って、注目の選手となった。
ユニクとの好勝負が認められ、4月27日に発表されたONE公式アスリートランキングでは、女子アトム級ムエタイで2位、同キックボクシングで4位にランクイン。
ムエタイ世界王者のスタンプ・フェアテックスや、キックボクシング王者のジャネット・トッドとのタイトルマッチに注目が集まっている。
北欧の豊かな自然環境に恵まれ育ったホグスタッドは、ラフティングやアウトドアスポーツを愛する大のスポーツ好き。
ニックネームは『NINJA LINE(ニンジャ・リン)』。15年間も体操競技をやっていた経験から今でも後方宙返りができるという、優れた身体操作の持ち主であることがその由来。
体操競技で戦う身体の基礎ができていたホグスタッドは、スポーツ柔術を学んだ後、総合格闘技をテーマにしたTVリアリティ番組『ノルウェイ・ベスト・ファイター』に出演。
その後、タイでのムエタイ修行を経て、立ち技格闘技に専念した。
ISKA世界王者には2度輝き、スカンジナビアン王座K-1(2回)、ノルウェー王座(3回)、ISKAスカンジナビアン王座(ムエタイ部門)を獲得した実力派である。
ONEデビュー戦は当初、昨年11月に予定されていたが、ユニクの怪我により1月に延期。
気持ちを切らすことなく最善の準備を整えていたホグスタッドは、見事に勝利を手に入れた。
ホグスタッドは自身のInstagram(インスタグラム)に、ユニクとの試合の写真を2枚投稿。
ユニクと抱擁する写真には「ムエタイ、3ラウンドの激闘。試合後はハグと食事を」とコメント。
ケージ際で競り合う写真には「夢は大きく。夢に届くのは無理って言う人達がいるけど、それはそう思うからよ。私はもっと先にいるわ」と、力強いメッセージを送った。
10・20代の新世代の活躍が目立つONEだが、ホグスタッドの活躍にも期待したいところだ。
(アン・リン・ホグスタッド公式)
https://www.instagram.com/annelinemuaythai/
(投稿:ユニクと抱擁する写真)
https://www.instagram.com/p/B9ofeAQAGG7/
(投稿2:ユニクとケージ際で競り合う写真)
https://www.instagram.com/p/B8ew56zh6OH/
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