【RIZIN】フェザー級戦線大混乱!!斎藤裕が王座陥落10.24横浜大会
RIZIN FIGHTING FEDERATION『RIZIN.31』
2021年10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMM
観衆4866人(=主催者発表)
■第11試合 RIZINフェザー級タイトルマッチ 5分3R
×斎藤裕(パラエストラ小岩/王者)
2R 4分26秒 TKO
〇牛久絢太郎(K-Clann/DEEPフェザー級王者/挑戦者)
クレベルコイケの代打のような形で出場となったDEEP王者・牛久絢太郎。アグレッシブな攻めを見せ、1Rから打撃の攻防を繰り広げた。そして2R、狙っていたという飛び膝蹴りが見事に決まり、斎藤裕の目の上辺りを斬ってしまい、そのままドクターストップ。フェザー級の新王者に輝いた。2試合続けて顔面に怪我を負うこととなった斎藤、クレベル、朝倉未来。フェザー級のタイトル戦線は混沌の様相となってきた。
■第10試合 女子スーパーアトム級(49kg)5分3R
×浅倉カンナ(パラエストラ松戸)
判定1-2
〇大島沙緒里(AACC)
浅倉よりもひと回り体格が劣る大島だが、組みの強さを発揮。1Rの序盤から袈裟の態勢で浅倉を抑え込み、試合をコントロール。
パンチの進化が著しい浅倉だが、大島の組みを警戒して手が出ず、ペースは大島が握った。大島は足関節、下からの蹴り上げなど積極的に攻撃。対処するだけで精一杯の浅倉から勝利をものにした。
■第9試合 ヘビー級(120kg)5分3R
〇スダリオ剛(PUREBRED)
1R 1分51秒 左フックKO
×SAINT(Y&K MMA ACADEMY)
超ヘビー級の体格を誇るスダリオ。対戦相手に恵まれないことはしばしばで、今回も急遽、横須賀基地の米兵に。前に出る同士の戦いとなり、攻撃の的確さで上回ったスダリオが左フックで1RKO。一戦一戦、成長を続けているのがわかる試合内容だった。
■第8試合 第8試合 フェザー級(66kg)5分3R
〇金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
2R 1分18秒 パウンドTKO
×芦田崇宏(BRAVE)
引退を撤回してMMA復帰となる金原。打撃で芦田を追い込み、四つ組みになってからテイクダウン。パスガードからマウントを取るなど1Rを制した。2Rは芦田のローキックが金的になって中断する場面もあったが、再開後は再び金原ペース。左フックから右ストレートで芦田からダウンを奪い、パウンド連打。レフリーがストップした。
■第7試合 ライト級(71kg)5分3R
×阿部大治(HMC)
2R 4分34秒 ノースサウスチョーク
〇アキラ(武蔵村山さいとうクリニック)
アキラの右フックで、阿部は左目じりを切り出血。ドクターチェックが行われるほどだったが再開となった。アキラは阿部からテイクダウン、阿部は右フックでアキラからダウンを奪うなど一進一退の攻防が繰り広げられた1Rだった。2Rはアキラがタックルでテイクダウンを奪うと、マウントをゲット。サイドポジション、上四方固めからのノースサウスチョークが決まり一本勝ち。
■第6試合 フェザー級(66kg)5分3R
〇中村大介(夕月堂本舗)
1R 2分16秒 アームバー
×新居すぐる(ポテンシャル)
UWFスタイルのコスチュームでプロレスのリングにも上がっている中村。左ロー、右のパンチでバランスを崩した新居は中村の足にしがみつく。脚を掴まれた中村はアームロックに移行し、それを払い落とそうとする新居。中村は落ちながら腕十字を狙い、粘る新居を振り切りタップアウトで勝利した。
■第5試合 フェザー級(66kg)5分3R
〇白川陸斗(トライフォース赤坂)
1R 3分48秒 サッカーボールキックTKO
×山本琢也(パラエストラ千葉)
開始早々、白川はダッシュしてからの飛びヒザを見せたが、かわした山本は白川をコーナーに押し込んだ。その後、山本は前蹴り、右カーフ、左フック、右ストレートと攻勢。しのぎ切った白川はパンチで反撃。右ストレートを直撃させるとサッカーボールキックで逆転フィニッシュ。
■第4試合 キックルール(ヒジ有り)53.5kg契約 3分3R
〇吉成名高(エイワスポーツジム)
1R 2分30秒 3ダウン
×石川直樹(team Lit)
常に自分の距離で闘う吉成。前に出る石川に対して、右ストレート、左ミドルで近づけない。ロープ際で、左ストレートから左ヒジでダウンを奪取。その後、石川の右ストレートにカウンターで左を合わせ、再び左ヒジで倒した。ヒザとヒジで前に出る石川だったが、形勢は変わらず。吉成はボディストレート、フック気味の右がテンプルに当たり、3回ダウンでKO勝ち。吉成はまたもや圧倒的な強さを見せつけた。
■第3試合 フライ級(57kg)5分3R
×中村優作(TEAM FAUST)
1R 4分51秒 パウンドTKO
〇伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
右ストレートでダウンした伊藤を中村は倒すと、立ち際にサッカーボールキックで攻撃。序盤からピンチを迎えたかに見えたが伊藤はすかさずテイクダウン、そしてギロチンチョークを決めるなどペースを奪い返した。左フックで顔面を攻め、マウントポジションからのパウンドでKOを奪取。
■第2試合 フライ級(57kg)5分3R
〇伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)
2R 4分7秒 リアネイキッドチョーク
×橋本薫汰(K-PLACE)
1Rは橋本が攻勢。右ヒザで伊藤からダウンを奪うと、橋本は4の字フックでパウンド、チョークで決めにかかった。2R、橋本のストレートで、伊藤はダウン。顔からは出血が見られ、スタンドの攻防でも橋本に攻められる場面が多い。それでも前に出る伊藤の打撃を嫌ったら橋本はタックルに。バックに回った伊藤はパウンド、そしてバックチョーク。伊藤が逆転のタップを奪った。
■第1試合 キックルール(※ヒジ有り)51kg契約 3分3R
〇奥脇竜哉(エイワスポーツジム)
判定2-0(30-28、29-29、30-29)
×老沼隆斗(STRUGGLE)
吉成名高と同門のエイワスポーツジムに所属する奥脇。ラジャ王座を獲得したことのあるムエタイベースの選手である。接近戦が得意のようで、ヒジで攻め込んでいた。空手ベースの老沼は蹴りで勝負に。回し蹴り、右カーフキックを当て続けていた。結果は奥脇が、判定で接戦を制すことに。
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