≪RIZIN≫朝倉海「1Rで右の拳を怪我して力が入らなくなって」

さいたまスーパーアリーナで開催された『Yogibo presents RIZIN.30』のインイベントで、アラン“ヒロ”ヤマニハを下した朝倉海。試合後のインタビュースペースで、試合について振り返った。

「メインイベントを任せてもらったのに、KOか1本で倒す予定だったんですけど、微妙な判定になってしまって不甲斐ないです」

大方の予想では朝倉の圧倒的有利が唱えられていた。師匠である前田日明も太鼓判を押していた。

「思ったより頑丈でしたね。頑丈だろうとは思ってましたけど、結構タフな選手で、組み力とかパワーも結構有りました。1Rで何度か引かせた部分があったと思うんですけど、そこで倒すことを意識しすぎて詰め方が雑になってしまったかなと。絶対倒して勝ちたいって思いが前面に出て冷静に詰めることを忘れてしまいました。反省点だと思います」

柔術ベースのヤマニハの攻撃については、「しっかり押さえられてはなかったですし、寝かされてはいなかったです。ただ、ディフェンスで休みすぎたなとは思いました。もっと早く対処すればと思いました。組みに関しては慌てなかったですね。効いたパンチはなかったです。拳が硬いとは思いました」

近い距離で闘った1Rとは違い、2Rに入ってからは距離を取るようになった狙いについて訊かれると、「1Rで右の拳を怪我してしまって。折れてるかは病院に行かないとわからないですけど、右の力が入らなくなっちゃったんで、上手く距離を取って闘うことにシフトしました。どの場面かわからないですけど、1R終わったときに拳がすごく痛かったので、途中から痛みを我慢しつつ闘ってました。左のボディとかで効かせてお腹を効かせたり、足を効かせたりして攻めていこうかなとは思ってました。最悪怪我してもいいかなと思って右も打ってました」と怪我を負ったと告白。

ただ、本人の感覚では怪我は問題ないとのこと。大晦日の試合についても出場する意向を示した。

「今回の試合で自分が修正しないといけないところが見つかったので良かったと思うんですけど、それをしっかり大晦日までに修正して最強な状態で大晦日に臨めるよう頑張りたいと思います。圧倒して勝ちたいっていうのと、僕は今回のトーナメント優勝はもちろんなんですけど、対世界を目指してやっているので、そう考えると今のままじゃ実力不足だと実感したので、全体的にレベルアップしないといけないなって感覚です」

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