競技スケジュールが決定!!東京五輪の最大課題である暑さ対策は万全!?
もくじ
アメリカのテレビ局に考慮しまくり
大きな関心が集まっていた五輪競技のスケジュールを、2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が発表。競技種目は五輪史上最多の339。暑さ対策や莫大な放映権料を支払うアメリカのテレビ局に対する考慮によって、競技が行われる時間帯は早朝から深夜までと決まった。
午前中に決勝戦が行われる競技は陸上9種目、女子バレー、ビーチバレー、バスケットボール、競泳。通常ならば決勝戦は夕方から夜にかけて行われるので、コンディションの調整に苦労する選手が続出するのでは。
23時以降に終了が予定される競技は開閉会式、サッカー、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール、バトミントン。
選手に大きな負担がかかるのは言うまでもあるまい。そのうえ、ボランティアと観客の宿泊・交通手段の確保といった課題も残る。
屋外競技は暑さ対策で早朝スタート
屋外競技の暑さ対策として、男女マラソンは1時間前倒しの午前6時スタート。
炎天下で約4時間を歩く陸上男子50キロ競歩は、すべての競技の中でもっとも早い午前5時30分にスタートとなる。
陸上男子50キロ競歩が行われるのは、大会15日目の8月8日。
発着点は二重橋前。皇居前の内堀通りの一周約2キロのコースを25周する。
陸上男子50キロ競歩が、もっとも暑くて厳しいという声が多い。
朝早いスタート時でも気温は上昇し、皇居の堀の水が蒸発して湿度も上がると推測されている。過酷なレースになることは確実だ。
07年9月、大阪で開催された世界選手権男子50キロ競歩では、エントリー54人のうちゴールしたのは31人だけ。東京では途中棄権が増えると断言する関係者は少なくない。選手の安全を支えることはできるのだろうか。
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